ユネスコが「新世界七不思議」を批判
AFPBB News ユネスコが「新世界七不思議」を批判 より
同じくユネスコのクリスチャン・マンハート(Christian Manhart)氏も、「選ばれなかった候補地の国々に否定的なメッセージを送ることになる。候補地のすべてに選ばれる価値があったのは明らかだ。それがたった7か所に絞られてしまったことがまちがい」と投票を批判。
「古代には七不思議で足りたのは、当時の世界が地中海周辺地域に限られていて、今よりずっと小さかったからだ」
世界の7不思議とは、ビザンチウムのフィロンという人がその原型を作った。→ (参考) wikipedia 世界の七不思議
上記URI文章中、「七不思議をオーパーツに類するものとして取り上げることが多い。」 トンデモ批判としては真っ当なものだが快活に文章を読ませるのは一寸誇張個所が多いとは思う。私については神秘学分野に惑星のパトロンなどに結びつけるという、仮説或いは試みをした人がいたのは私は否定していない。
少し強引ではあるが、以下、初めから何か事象物の個数相応の新しい不思議を作ってみるという暴挙性を前提として電波考察してみることにする
- 惑星にパトロンづけるという神秘的試み部分のミソは7惑星分で済んだが、近代になって天王星・海王星或いは冥王星、現代では冥王星よりも外となるドワーフ級惑星が発見されている。そして各惑星にある衛星や小惑星もある。それらを何処から何処までの惑星と括ったとして X不思議とするには、元が7という縁起数であるのがどのような数値に変わるか予測性が見えにくい。(10とか28とかに相応できるのか・・・)
- 或いは容認を希望している文化遺産が多すぎるので新時代のX不思議は元素記号のパトロンなんかと関連付けられやすい個数にしたほうがいいんじゃないか。大昔のエジプトなんかの祭司の教養高さの現代的軌道修正の試みで帰趣が祭司じゃなく、それを片手間に考察した化学実践勉学者自身ってことで。でも、しかしこの場合は、関連付けのヒントをはじめから供給してしまう必要があり、それによって論争になりえたり、ムード台無しの可能性も或る。或いは元素は私たちの知っている限り、普遍すぎるってことか
- ではあるが、数を拡張していったところで、神秘的な人体論との結びつきについては増えるほど普遍性を欠くものになったり、関連性が遠のいていくのではないか? この点についてもムード丸潰れである
- パトロンを考慮した選定過程にするとしたら必ずムラが出る。
- 数を大々的に増やして認定されたところで、他の無関係の世界遺産クラスの関係者にも白い目でみられるのではないか
ちょっと無理な感じである。しかし何か期待するべきものがあれば、躍進するべきだ(ぇ
新世界七不思議自身については前向きな要素を含んだ試みであると思う。
(問題がある投稿の可能性があるので、削除するかもしれません)